大手仮想通貨取引所のBinance（バイナンス）は、より小さな国に焦点を当てているように思えます。なぜなら、彼らは暗号化の流れに関してより速い行動をとることができるからです。2018年６月、Binance CEO Changpeng趙氏は、アクションが速く、仮想通貨の新しい時代に強力な優位性を持っているこれらの国々を可能にしますと言いました。

Binance（バイナンス）とは？

Binanceは2017年7月に中国で誕生した比較的新しい取引所ですが、わずか半年で登録者数が600万人を超え、いまや「世界一の取引所」と称される世界で最も有名な取引所です。

Binanceは本人確認なしでも1日2BTCまでなら出金が可能であり、2~3分で済む登録を行うだけで取引を開始することができます。国内の取引所はすべて取引開始に本人確認が必要であり、審査が終わり実際に取引を開始するまでに数日から数週間かかってしまうのでバイナンスは日本の取引所より手軽に取引を開始することができます。

Binanceは、仮想通貨取引高・登録者数世界第1位です。登録者数が多いということは多くの人々がバイナンスのことを信頼しているということなので、信頼度が高いです。また、取引高が多いので取引が約定しやすくいつでも安心して取引できます。現在世界で最も安心して使える仮想通貨取引所と言えます。

Binanceが小さな国に手を差し伸べる理由

趙氏は、Binanceがそのような国に手を差し伸べる理由は、

「比較的少数のリソースしか持っていないためではない、彼らの内部部門調整は比較的小さく、誰もが皆を知っている。行動はより速い。この変化のラウンドでは、彼らは非常に強みを持っています。」

と明らかにした。

Binanceはすでにマルタ、ウガンダ、バミューダ、ジャージーなどの国に根を植えています。趙氏は、欧州の多くの国がデジタル通貨を支持していると付け加えた。

マルタへバイナンスの拡大

興味深いことに、マルタ首相のジョセフ・ムスカットはTwitterで、

「国への交流を公然と歓迎している。 日本のトップレギュレータがBinanceにその国に登録されていない」

という警告を出した後、交換はマルタに移った。趙氏は以前、Binanceは日本の取引所になる計画はなく、「日本は規則が厳しく、バイナンスには合わない」と述べていた。