マルタのサミットでdeVere CEOが言及

deVere CEOのNigel Green氏は、ビットコインやその他の仮想通貨はいままさに世界中でブレークアウトをみせる寸前まできており、これは主には(※1)FOMOによって起こると話しました。
(※1)fear of missing outの頭文字をとった言葉で、周囲に取り残される・何かを見逃してしまうといった恐怖を意味する。情報化が加速するここ数年で現れたバズワードの一つ。

deVere CEOのNigel Green氏は、マルタでのブロックチェーンやデジタル関連のテーマに関するDELTAサミットにて以下のように述べました。

ビットコインやその他の仮想通貨は、今まさに世界中でブレークアウト寸前まできていると私は考えている。
これは、主にFOMO(周囲に取り残されてしまうのではないかという恐怖や焦燥感)によって起こると予想している。仮想通貨は日々拡大しており、金融業界だけでなく、テック企業や小売業でもその採用が相次いでいる。

ビットコインの市場全体におけるシェアは、ここ数ヶ月低下の傾向にあります。

しかし、ビットコイン価格が昨年の急騰時ほどの推移を見せなかったとしても、いくつかの機関はこの市場への注力をやめないだろうと話しています。

今年リップルが$1の重要な位置に向かうと予測したグリーン氏は、採用が常に増えていると述べている。ここで彼が注目しているのは、大手銀行がすでに暗号化の分野に力を入れているが、技術分野だけでなく小売分野においても動きをみせているのは明らかであるという事だ。

さらに、既存の投資家が仮想通貨への投資を始めるインフラが整うようになれば、強気相場が訪れるだろう。との見通しも立てており、そうなれば、市場は新たな局面を迎えるとの見通しを立てているようだ。