Binance、Huobiと並ぶ中国の3大仮想通貨取引所の1つであり、世界最大規模の取引所。
2018年4月にマルタ島に新拠点を設けると発表。
OKEx(オーケーイーエックス) 概要
運営会社 | OKEx Fintech Company Limited |
本社所在地 | マルタ |
CEO | Chris Lee(クリス・リー) |
設立 | 2014年 |
取り扱い通貨 | BTC/BCH/ETH/XRP/LTC/XEM/など(150種類以上) |
取引種類 | 先物取引、現物取引 |
セキュリティ | 2段階認証ログイン、コールドウォレット |
OKEx(オーケーイーエックス)は、複数のサービスを運営しています。
中国国内向けに、人民元建て口座とサービス「OKCoin CNY(OKcoin.cn)」、USD(米ドル)ユーザー向けに「OKCoin.com」を提供しています。
今回は全ユーザー向けの「OKEx.com」をご紹介します。
■OKEx.com:全ユーザー向け■OKCoin.cn:中国人向け■OKCoin.com:USDユーザー向け
OKEx(オーケーイーエックス)のメリット
①独自トークン「OKB」を発行
OKEx(オーケーイーエックス)では、独自トークンであるOKBを発行しています。
Binance(バイナンス)のBNBコインなどと同様に、主に取引手数料の支払いや取引所内の基軸通貨として機能すると考えられます。
■総発行枚数:10億枚■ベース:イーサリアムベース(ERC-20)
現在は、ERC-20であり、イーサリアムベースのトークンですが、今後独自ブロックチェーンに移行する予定であるとしています。
又、OKBの配分は以下の通りです。
■60%=OKExユーザーへ分配■10%=設立のオペレーションコスト(3年のロックアップ)■10%=初期投資家■20%=開発チーム(1年のロックアップ、2,000万枚/1年ずつアンロック)
②150種類以上の取り扱い通貨数
2018年3月時点で、150種類を超えるアルトコインを取り扱っています。
日本国内で購入できないアルトコインを購入したい場合には、OKEx(オーケーイーエックス)は魅力的な取引所だと言えます。
③取引量が多く流動性が高いので、取引の成立がしやすい
世界最大規模の取引量があり、世界で3番目の取引規模となっています。
また、イーサアム(ETH)は世界第2位の取引量であり、主要通貨でも多くの取引量があるといえます。(※1)
(※1)2018年2月26日時点の24時間の取引量
④簡単に口座開設が可能
多くの取引所では本人確認を行う際に、身分証明書の写真が必須となっていますが、OKEx(オーケーイーエックス)では本人確認が必須ではありません。
メールアドレスだけで簡単に口座開設することが可能です。
⑤bitbankとの連携
先物取引をする場合、日本国内の取引所「bitbank Trade」がOKCoinの正規取次代理店となっているので、bitbank Tradeを利用すると良いでしょう。
デメリット
■日本語、日本円に対応していない■中国政府・中国人民銀行の対応により閉鎖のリスクがある
対応している言語は、中国語と英語のみで日本語に対応していません。
又、中国政府は、仮想通貨取引に対して厳しい措置を採っています。2017年9月にICOの禁止、同年10月に中国本土での取引を禁止をしました。(店頭市場での取引のみ可能)
今後もより一層の厳しい措置が講じられるか不透明です。